2009年04月25日

LED電球

LED電球に興味があり、いろいろ試しています。

試していると言ってもPanasonicや東芝製のものは非常に高価なので手が出ません。そのため秋葉でジャンク同然に安く売られているものを何種類か買って遊んでいます。

「あきばおー」でも安価なものを売っていますが、作りが雑で不安が残ります。LEDの点灯には数ボルトの直流(もしくは脈流)が必要なので交流100Vから点灯するためにはかなり電圧を落とさなければなりません。LEDが多数使用されている場合はおそらく直列にして点灯電圧を高くして電源部の負担を減らしているとは思いますが、それにしても電球の口金部分に詰め込むのはかなりつらそうです。比較的高圧がかかる部品を高密度に実装するのですから、いい加減な工程で組み上げると火を噴きそうな不安があります。

最初は知る人ぞ知る杉本ガレージでスポットライト型1Wのものを300円で購入しました。これは日本ブランドできれいにパッケージされたものでどうやら日本製のようです。同じ1WでもLEDが1個のものと数個入っているものとありました。LEDが1個のものは白熱電球用の調光器で減光していくと途中でぱっと消えてしまいましたがLEDが複数のものはスムーズとはいえないものの段階的に減光できました。価格も安かったのですが問題は白色のものがなく赤や緑だったことです。廊下のダウンライトに入れたのですが家族の評判がとても悪く取り外しました、赤と緑に照らされた廊下は家庭には向きません。

次は見るからに中國製造のLEDがたくさん付いたものを500〜800円で購入しました。これらもダウンライト向けのスポットライトで調光はうまくできませんでした。さらに最大光度にしていてもちらつきが出るのは問題でした。色は色温度の高そうな青白色であまり照明には向いていませんでした。これらも消費電力は公称1〜1.5Wです。

先日購入したのは秋月電子通商で見つけたMass'yというものでキシムラインダストリーという会社で製造されたものです。オレンジ色(電球色に近い)ものを650円で購入しました。LEDは日亜化学工業製で全体はセラミックとアルミダイキャストを挽いた物で作られており、セラミック真空管のような豪勢な作りです。これが650円とは信じられなかったのですがネットの情報では製造終了品の処分価格のようです。
明るさは40Wの白熱電球より少し暗い感じですが、その割には消費電力は6WとLEDとしては大きく、電球型蛍光灯とあまり変わりません。光の拡散具合は60度ほどでダウンライトにちょうど良いくらいです。色もかなり電球に近いので家庭用として違和感がありません。残念ながら調光器との相性は悪くほとんど減光できません。
廊下にはちょうど良いのですがトイレに使用すると薄暗い感じです。蛍光灯は点滅で大きく寿命が縮まり、白熱電球は点灯時のラッシュカレントでフィラメントが断線することから頻繁に点滅させるトイレにLEDは最適なのですが残念です。

LEDの進歩は驚くほど早く自動車のヘッドライトに使用できるほどの高出力のものまで実用化されています。ただ冒頭に書いたようにPanasonicや東芝製のものは1万円以上するものが多いので低価格化も急いでほしいところです。LED自体は半導体ですし、電源部分も大量に生産されているスイッチングレギュレータとほとんど同じ物なので、いずれも量産効果は高く期待しています。


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2007年07月07日

Eneloop:充電池の新しい発想

すっかりEneloopのファンになってしまいました。

三洋が初めてNiCd充電池(二次電池)を市販したときは単三型で450mAHの容量でした。その後容量拡大と急速充電の方向で発展した結果、単三型で2500mAH以上のものが市販されています。

一方で自己放電が大きいという欠点は放置されてきました。充電器から外した直後は満充電状態でもその後どんどん容量が減っていき、いざ使おうとしても期待するほどの持続時間は得られません。これを避けるには充電器に入れたままトリクル充電(小電流による常時充電)をしなければならず、一組の充電池が充電器を専有してしまいます。
これに比べて一次電池、例えばアルカリ乾電池は自己放電が少ないので、時間が経っても十分な容量が残っていますから買い置きできます。

Eneloopでは最大容量を落として自己放電を押さえる設計を行い、充電後一年経っても85%の容量が残っています(三洋の資料による)。このため充電器から外して乾電池のように保存できます。

この資料を基にして2000mAHのEneloopと2500mAHの従来電池を比較してみました。

       充電直後    6ヶ月後   12ヶ月後
 Eneloop  2000mAH → 1800mAH → 1700mAH
 従来型  2500mAH → 1875mAH →  0mAH

半年で差はなくなり、一年後には従来型は使用できなくなっているのにEneloopは15%目減りしただけです。

このような利便性からヒット作したEneloopですが、技術的飛躍ではなくマーケティングの発想を転換して生まれたようです。
容量を小さくすれば自己放電が少なくなることは知られていたものの大容量でなければ売れないとの考えが支配的でした、私も充電池は容量で選んでいました。
その考えを切り替えて乾電池の置き換えをねらった結果がヒットにつながりました。

この件で少し検索してみたところEneloopより早くPanasonicから似たような製品が発売されていたのを知りました。これが話題にもならなかったのは価格だけの問題だったのでしょうか、それとも一年の間に時代が変わったのでしょうか?

Eneloopでは充電回数も300〜500回から1,000回へと増えています。しかも電池への負担が大きい急速充電の必要も少なく寿命の差はさらに拡がります。

自己放電が少ないということは従来の充電池が苦手としていた長時間、小電流の用途、例えば置時計にも使えるということです(腕時計などの微少電流用途には向いていません)。アルカリ電池に比べれば使用時間は短くなりますが使用する電池を統一できるメリットがあります。

近頃よい話を聞かない三洋ですが、充電池というコアコンピタンスな分野での復活を期待したいところです。

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2007年05月28日

ポータブルDVD:SDーP50DTにBluetoothを内蔵する

携帯AV機器でわずらわしいのがイアフォンケーブルの取り扱いです。Bluetoothイアフォンを使えば快適なのですがSDーP50DTにはこの機能がありません。

そこで安価なBluetoothイアフォンとアダプタを探してみました。1万円前後が多い中で見つけたのがディズニーキャラクタのものでした。豪華なパッケージ入りですが、アダプタとイアフォンのセットが4,000円以下でたたき売りされていました。

購入してみると期待以上に便利でした、DVDを見ているときに携帯に着信すると切り替わるところなど小技が効いています。

しかし予想はしていたものの外付けのBluetoothアダプタはやはりジャマになります。ヘッドセット側は仕方がないとしても、アダプタまで充電しなければならないのもやっかいです。なんとかプレーヤに内蔵できないか検討してみました。

アダプタの電源は3.7Vのリチウム電池なのでプレーヤ内部の5Vから直列にダイオードを入れて給電するという、いい加減な方法で処理しました。

基板からイアフォンジャックなど厚みのある部品を取り外すと数mmの厚みに収まりましたが、それでも小型のSDーP50DTにはすんなりと入るようなスペースが見あたりません。ようやくメカニズムの隙間に場所を見つけて収めました。

ペアリングに使うボタンは筐体上部に小さなスイッチを取り付けました。電源がいい加減なためにペアリングをやり直さなければならないことがあるので必須です。

できあがると結果は上々、快適なDVD生活が始まりました。

ところが、ある日気がつくとDVDに軽いスリキズがついていました。アダプタを入れて無理に裏ブタを閉めたために表のパネルが少し浮きDVDに当たっていたのです。アダプタを入れる位置をいろいろ替えてみましたが解決できず、結局アダプタを取り外して元に戻しました。

快適な生活が終わってしまいとても残念ですが、またいつか挑戦してみたいと思います。

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2007年05月27日

ポータブルDVD購入:東芝 SDーP50DT

長い間使用してきたポータブルDVDプレーヤ [Panasonic DVD-LV65]を新しい機種に入れ替えました。

LV65はバッテリー込みで約600gと軽量なので通勤時にDVDを見ていました。購入価格65,000円の高価な製品だけあって、TVチューナ内蔵、SDメモリーカードからの動画、オーディオ再生など各種の機能が詰まっていました。途中一度レーザピックアップを交換しましたがその後一年もたたずにDVDの読み取りが不調になったのは寿命だったようです。

LV65の満足度が高かったので次機種選定にあたってまずPanasonic製品を検討しましたが、どれも液晶の大型化(LV65は5インチ)にともない重量も大幅に増えていて、日常の持ち歩きには適していません。

選定基準は次の通りです。

 ○ 重量はできれば600g程度、上限800g(バッテリー込み)
 ○ Resume機能必須

たったこれだけの条件なのに該当する機種がありません。
多くの機種が7インチ以上の液晶を搭載して大型になり重量も1kg以上です。SONY製品の一部に小型軽量のものがありましたが現物を見てみると表示品質がとても悪く、対象から外しました。

やむを得ず重量とサイズは妥協しようと思ったのですが、さらに調べてみるとResume機能のついていない製品が多いことが判明しました。一旦電源を切って次に電源を入れたときにDVDの最初から再生されるのでは通勤時の使用に耐えません。

あきらめかけた時に当時はまだ発売されていなかった東芝のポータロウシリーズ SD-P50DTの情報が入ってきました。
これならバッテリー込みで650g、Resume機能もついていて条件にぴったりです。バッテリー持続時間が2.5時間という点はちょっと物足りないのですが、ワンセグチューナまでついています。
ようやく見つけた製品なので40,000円弱という価格も(あまり)気になりませんでした。

予約して発売と同時に入手しましたが、ほぼ期待通りの出来でした。LV65ほど金がかかった造りではないのですが、通勤用DVDとしては十分です。液晶部分が指紋で汚れて見づらくなる点は液晶ディスプレイ用の半光沢シートを貼って解決しました。
東芝製品らしくユーザーインターフェイスの詰めが甘く、使用頻度の低い機能がボタン操作なのに、よく使う機能はリモコン操作だったりするのは少しばかり残念な点です。

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2005年11月02日

東芝HDDレコーダRD-XS46近況(続き)

ドライブ交換、ファームウェアアップデイト後、安物DVD-Rで書き込みテストをしてみました。

SuperXの10枚200〜300円で買ってきたメディアに書き込んでみました。4倍速メディアですがずいぶん時間がかかったので1〜2倍速で書き込まれたようです。

時間はかかったものの正常に終了したのでPlextor ToolでPI/POエラーをチェックしてみると、驚くほど良い結果です。太陽誘電に比べれば多いものの全く問題ないレベルです、外周部でのエラー増加も特に気になるほどのものではありません。

このメディアはPCで書き込んでもエラーが多いのに、それより良い結果でした。
あまりに良い結果なのでテストしたPlextorのドライブが壊れているのではないかと疑ったほどです。

このような結果が出たからといって SuperX のメディアを使うことはありませんが、RD-XS46が改良されたことはうれしい限りです。

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2005年10月27日

東芝HDDレコーダRD-XS46近況

最近、生のDVD−Rを入れた時に「このメディアは使えません」メッセージが出ることが増えました。

太陽誘電の4倍速という東芝推奨メディアを使っているのにそれはないだろうと腹が立ちます。レンズクリーニングしてもその直後しか効果がありません。

そこで東芝に連絡したところ修理に来てくれました。症状をあらかじめ伝えておいたところ即DVDドライブ交換となりました。チェックなしでいきなり交換とは、噂通り東芝のHDDレコーダに使われているDVDドライブには問題があるようです。

修理の人に8倍速メディアでエラーが多い件を相談してみたところ、その方は同じレコーダで安物の8倍速メディアを使っても問題が起きていないとのことでした。レコーダのファームウェアをチェックしたところ二つほど古いバージョンだったので、アップデイトしてもらいました。

修理が終わった後で太陽誘電の8倍速メディアに書き込み、Plextorツールでテストしたところ、以前とは桁違いにエラー(PI/PO)が減っており、非常に優秀な結果でした。アップデイトで最近のメディア用のストラテジーが書き込まれたようです。
これなら苦労して4倍速メディアを探す必要はなさそうです。
ちなみに太陽誘電の4倍速はさらにエラーが少なく、ほとんどエラー無しでした。

保証期間内でもあり無償修理でしたが、ドライブ不良の場合は保証期間を過ぎていても無償交換されるとの情報もあちらこちらで聞きます。
交換したドライブがまた故障しないか不安は残りますが、そのときはまた無償修理をお願いするしかありません。

東芝は営業企画と開発はタコですが、修理担当さんは知識、経験も豊富で信頼できました。
現場とユーザーを泣かせるようなモノ作りは早くやめないと三菱自動車になってしまうと思うのですが・・・

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2005年10月22日

JBL Control 5のその後

エッジを貼り替えたものの、低域不足で不自然な音のControl 5はDVD視聴用にしました。

貼り替えたエッジがなじんでいないためかと希望的観測をして、鳴らし続けていましたがほとんど改善されませんでした、Cotrol 3と比べても不自然な音です。
これがこのスピーカの特性なのか、ゴムエッジのためなのかわかりませんがエッジの再貼り替えは金も手間もかかるのでするつもりはありません、貼り替えても同じ結果だったら目も当てられませんし。
あるいはアンプ(SE408S)との相性かもしれません、同じJBLブランドとはいえ生まれた年が20年以上違っているので別物と考えた方がよいでしょう。

いずれにしてもCotrol 5からL-26に切り替えると、ほっとするのでこれ以上聴いているのはつらくなってきました。

そこでDVDサラウンドのフロントスピーカにコンバートしてみました。Control 3と交換したのですが、ここでは素直な音で十分役目を果たしそうです。
AVアンプのサラウンド設定も見直して調整した結果、Cotrol 5はゴミにならずにすみました。

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2005年10月19日

PSPと無線LAN

PSPで無線LANがまともに動くようになりました。

使用している無線LANの機材はバッファローがメインで、簡単接続のAOSSという機能を使っていました、ボタンを押すだけで簡単に接続できます。PSPもファームウェアのバージョンアップでAOSS対応になっているので、この機能を使用したところ本当に簡単に接続できました。

しかしこの方法ではセキュリティのレベルが非常に低くなってしまうのです。

無線LANの暗号化には大きく分けてWEPとWPA(紛らわしいですが)があります。無線LANはWEPで始まりましたが解読ソフトを使えば簡単に破られてしまうので今では「使ってはいけない」方式です。

ところがPSPをAOSSで接続すると自動的にWEP、それも128Bitではなくさらに弱い64Bitになってしまいます。バッファローのサイトで調べると「仕様です」ということでした。
PSPだけがWEPになるのならまだ逃げ方はあるのですが、WPAを使っている無線LANでもPSPをAOSSで接続したとたんにWEPになってしまいPSPを切ったあとでもそのままになってしまうのです。
WPAに戻すには無線LANアクセスポイントの設定を変更して再起動しなければなりませんから、とてもやっていられません。

これも「仕様」だそうです。

これでは宅内無線LANのセキュリティが無いに等しいので、PSPでもWPAが使えるようにあれこれ試してみました。AOSSで設定されたSSIDやキーをPSPに手動で設定するといったんは接続できるのですが、時間が経過すると接続が切れてしまい再度接続しようとしてもできません、おそらくキーの更新がうまくいかないのでしょう。しかも速度が極端に遅くなって実用に耐えませんでした。

結論はAOSSを無効にしてすべて手動設定するということでした。

PCでは問題なく動作しているAOSSですから無効にすることには抵抗がありましたが、試した限りでは他に手段はありませんでした。しかし無線LANで接続しているすべてのPCの設定も変更しなければなりません。

AOSSを使わないようにした結果WPAの中でもレベルが高いAESという方式で接続し、実用上十分な速度でネットに接続できるようになりました。

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2005年10月17日

PSP購入しました

知人から勧められてPSPを購入しました。ファームウェアがバージョンアップしてセキュリティが向上したそうです。

さわってみるとユーザーインターフェイスがよくできています。すご録などと同じ十字に選択するメニューは反応が速くキビキビとしています。メニュー構造や選択ツリーもよく練られていて直感的に使えます。
東芝製品のおバカなメニューに苦労した後ではさわやかささえ感じます。

無線LANとの接続はAOSS(バッファローの簡単接続方式)で行えば簡単なのですが、なぜかセキュリティのレベルが設定より下がってしまいます。いろいろと試しても望んだレベルに達しません。バージョンが2.50という中途半端なものなので中間バージョンをリリースしているのでしょうか。もう年末商戦ですから3.0に熟成するまで待てなかったのかもしれません。

ネットをブラウズしてみると高精細画面ときれいなフォントのおかげでとても見やすい画面です。一画面に納める機能も破綻がありません。
無線LANの速度は802.11bの11Mbpsですが、そのせいか画像が多いページでは次の操作ができるようになるまでの待ち時間が長くストレスを感じます。CPUのパワーやメモリーの少なさが原因かもしれません。

20,000円の無線LAN端末としては大変よくできています、SONYだってやればできるんですね。

動画をメモリースティックに入れて再生する実験も行いましたが、大容量(512MB〜)のメモリースティックを持っていないので映画一本のエンコード時間や再生品位はまだ試していません。短いビデオクリップレベルではだいたい実時間でエンコードできて、高画質モードなら十分映画を楽しめるレベルでした。

しかし2時間かけて映画を入れて、翌日はまた別の映画に入れ替えるという作業が実用的かどうかは不明です。ポータブルDVDプレーヤならお気に入りのDVDを放り込んで持ち出すだけですから。

ビデオレンタル店にPSP独自のUMDディスクの映画があったので1枚借りてきました。画質は思ったより良く、同じ画面サイズのポータブルDVDプレーヤと比べても特に劣る感じはしません。ただレンタルならともかく購入する気にはなりません。寿命がたかだか5年のゲーム機でだけ再生できるメディアですから、近い将来レーザーディスクやβ(古っ)のように再生できなくなるかもしれません。

ソフト販売会社さんたちは「ソフトはパッケージではなくコンテンツを売っているのだ」だから「メーカーの許可無くレンタルすることはできない」と言っています。その理屈ならコンテンツを購入したユーザーはメディアの交換、たとえばUMDをDVDに交換することもできるはずです。でもそんなことはしてくれません。
ダブルスタンダードを使い分けて既得権益にしがみついていますが、iTunesの参入を拒否することもできないのですから、近いうちに海外資本に駆逐されてもおかしくありません。

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2005年10月10日

オーディオと電源ケーブル

JBLがらみでオーディオ関連のサイトをよく見るようになりました。

以前から小耳にはさんではいたのですが、電源ケーブル評論がすごいことになっているのには驚きました。
それによると電源コンセントのブランドや、そのカバー、さらにはカバーを留めるネジまでブランドにより「驚くほどの違い」があるそうです。某サイトによればブレーカを交換したら「高域のエネルギーや表現が向上」したそうです。さらにはブレーカを固定するネジを交換したら音が良くなったそうですが、なんとそのブレーカはオーディオ機器に電源を供給している物ではなく、その隣に付いているブレーカなのだそうです。

やれやれ

電源の質が良くなければオーディオ機器に悪影響が出る可能性はわかりますが、壁コンセントの蓋のネジ一本で変わる音がわかるほどの耳なんて信じられません。もし本気でそう考えているのなら壁コンセントから機器までのケーブルなどより柱上トランスから壁コンセントまでの配線の方がはるかに長いのですから、そちらを先に貼り直すべきでしょう。
ところがこの点にはうまい(?)言い訳が用意されていて「機器に近い物ほど影響が大きい」のだそうです。さらにはその理由として「振動を抑えて音をよくする」ということらしいです。

フォー

オーディオ(に限りませんが)では時々このようなトンデモ理論がはやります、というよりも常に何かトンデモ理論が流れています。
実はこのような理論が正しいか確かめるのは簡単で二重盲検法で比較試聴すればよいのです。つまり試聴者もテスト実施者も今どの機器(ケーブル)が使用されているか知らされずに試聴してどの音が良いか評価してその結果をみればよいのです。
この種のテストはごく一部で行われていますが、もっとも面白い結果は同じ機器で出している場合でも多くの人が音の違いを感じていることです。

読者の関心が高いこのテストをどのオーディオ誌も行わないのは、実施して嘘がばれてしまうとそれ以降オーディオ誌が売れなくなってしまうからでしょう。

話を電源に戻すと、ACをいったん直流にしてバッテリーに充電し、同時にバッテリーからインバータでACにする装置があります、要するに常時稼働型のUPSです。以前米国から輸入したことがありますが、ごく小規模のサーバ群(20台程度)を24時間駆動できるものが数百万円でした。
出力はかなりきれいな正弦波になっていましたし、負荷変動に対して1〜2波(16〜40msec)以下の遅延で追従しますからオーディオ電源としても十分でしょう。
価格の中でバッテリーが占める割合が大きいので電源波形の整形とインピーダンス低減が目的なら単品輸入でも100万円かからないでしょう。

これって商売になるかもしれませんね。

インバータに使用する半導体はモトローラに入れ替えると音が柔らかくなるとか、バッテリーはどこそこのメーカーが良いとか、コンセントを入れ替える(!)など付加価値でアフターマーケットでも稼げますね(笑)

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JBLアンプ復活(続き)

まず通電しない状態で部品単体のチェックから始めました。テスターでトランス、ケミコン、ダイオードを調べていくとダイオードが一本ショートしているのを発見しました。エポキシモールドの比較的新しいタイプなのでオリジナルではなく交換されたものでしょう。電源回りには他に不審な部品はみあたらないので、これを交換しただけで通電テストに移りました。

いきなり通電するのは不安でしたが、このアンプは6種類の電源を使用していて狭い場所にこみあっています、しかも配線が折れやすい単線なので電源を切り離そうとすれば収拾がつかなくなりそうなので一発勝負をしました。
幸いヒューズは飛ばず、各部の電圧も正常な値を示しました。
スピーカ端子につないだ安物スピーカからも正常に音が出て、とりあえず修理は完了しました。もう少し修理を楽しめるか期待していたのですが、あっさりと終ってしまいました。
とはいえトランスもトランジスタも無事だったので一安心です。

しばらく通電した後でL-26を接続するとJBLらしい元気のある音でいい感じです。

現在のオーディオ機器は緻密で透明な音が主流ですが、この時代はアンプもスピーカも色づけがはっきりしています。JBLは元気で前に出てくる反面少し荒っぽさがあるので音源によっては疲れる音になります。
どちらが良いのかは人それぞれでしょうが、私にとっては昔あこがれた音なので満足しています。
なおこのシステムは現代の広帯域でアタックの立ち上がりの鋭い録音の再生には向いていません。

これからの課題は電源投入時のポップノイズの原因を探すことと、一部変な色で塗られているパネルをオリジナルに近く戻すことです。一度完全にバラしてクリーニングする必要もあります。
楽しいオモチャを手に入れたのでゆっくり楽しみながらリストアしていくつもりです。

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2005年10月06日

JBLアンプ到着

オークションで落札したJBLのアンプが到着しました。


まずは上蓋を開けて中をチェックします、このような年代物のアンプはいきなり電源を入れると何が起こるかわかりません。

[注釈 1] SE408Sというアンプはスピーカの中に組み込むタイプなのでケースに入っていません。しかし日本のユーザーの多くはこのアンプをケースに入れて通常のメインアンプとして使っていました。入手したものもこのようなケースがついていました。

目視検査OK、おもむろにACケーブルをつなぎます。

[注釈 2]
もちろんエナジャイザーには電源スイッチなどついていません。

パイロットランプがパッと点灯したかと思うと「チチッ」と音がして電源のケミコンのあたりから小さな白い煙がポワッと立ち上りパイロットランプが消えました。

[注釈 3]
もちろんエナジャイザーにはパイロットランプなどついていませんが、このケースには付けてありました。

…?

……えっ?

………何が起きたの?

まさか…壊れたんじゃ……ないよね?

はい、そのまさかでした。ヒューズがとんでいました、新しいヒューズを入れて試してもやはりとんでしまいます。

しかし今までの長い人生の中ではもっと絶望的な状況に巡り会ってきたのでパニクるようなことはありません。

[例 1] 朝10時から開始するネットワークサービスなのに3時現在大きなバグが残っている。
[例 2] マスクROMが納品されてチェックしたらバグを発見!!!
[例 3] 米国出張で飛行機が着いたら全然違う都市だった。

こんな経験をしているので状況を把握した後は冷静に対処できます(エヘン)
 ・最悪の事態はトランスのショート、その場合は修理不可能なので返品
 ・半導体がとんでいる場合はオリジナルは入手できないので残念だが別の石に入れ替える
 ・それ以外のパーツなら比較的簡単に入手できるので心配は無用。

という判断をして作業にとりかかりました。

(続く)

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2005年10月03日

JBLのアンプ入手

オークションで昔のJBLのアンプを入手しました。

スピーカに内蔵させるタイプのメインアンプ(エナジャイザ)の SE-408S です。
まだ手元に届いていませんが、学生時代あこがれたものの高嶺の花だったアンプです。このアンプで当時私にも入手できたローエンドスピーカ(L26)を鳴らしたらどんな音がするのか、楽しみです。

Tサーキットと呼ばれる出力コンデンサを使わない先駆的な回路を採用した歴史に残る逸品です。以前この回路をコピーしたメインアンプを作ったので、聞き比べるのも楽しみです。

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2005年10月02日

JBL L-26の復活とトラブル

JBLのブックシェルフ型スピーカL-26のウーファを修理して懐かしい音を楽しんでいます。

ところが片方のスピーカの出力が低くなるトラブルが発生しました。ツイータが原因のようなので左右のユニットを入れ替えると左右が逆転するのでユニットに問題が発生しているように見えました。ツイータの張替えは自分ではできないので頭をかかえました。

しかし念のためツイータとケーブルのコネクタ部分を徹底的にクリーニングしてみると直ってしまいました、ツイータ側の接点に頑固な酸化膜ができていたようです。
製造後数十年たつとこのあたりのクリーニングも必要なようです、ネットワーク部分もそのうちクリーニングしたほうがよさそうです。

なお、この時代のスピーカ内部の配線に使用されている線は今からみると信じられないほど細いものが使われています。スピーカターミナルも出始めたばかりのワンタッチコネクタで今の基準では心もとない作りです。
本来ならコネクタも配線も取替えるべきですが「当時はこれでいい音だったんだから」と自分に言い訳してそのまま使っています。当時のアンプのダンピングファクター(スピーカインピーダンス÷アンプの出力インピーダンス)は小さかったので今のアンプとは特性が違うんですけれどね。

今回の件でスピーカターミナルの接触不良が気になってきたので対処しようかと考えています。

投稿者 tickets : 08:52 | コメント (0)

2005年09月28日

またオーディオ熱が・・・

このところYahoo!オークションをよく眺めています。

昔ほしかったスピーカやアンプが手の届くところに降りてきています。
JBLのエナジャイザ(スピーカ組み込み型のメインアンプ)も出ていて気になります。

最近RayをDVDで見ましたが、そこに出てくるロサンジェルスの家がとても気に入りました。50〜60年代、米国西海岸の居間の雰囲気がJBLのパラゴンやランサーなどにぴったりです。この時代はプラスティッキーであまり好きでなかったのですが木目家具調のパラゴンがきれいに収まりそうです、私の趣味も変わってきたようです。

その風景にはJAZZよりはドリスデイを流すのが合っているのかもしれませんが・・・

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2005年09月22日

オーディオの入れ替え(最終章)

K'sシリーズでも特筆すべきなのがアンプのA-1001です。

デザインのすばらしさは既に述べましたが、どこかいにしえのQuadのプリアンプを思わせるものがあります。
マニア心をくすぐるしかけに音量調節があります。最近流行の電子ボリューム(コストダウンのためです)ではなくメカニカルなボリュームが使用されています。しかもリモートコントロールで音量を調節するとこのツマミが物理的に回転するのですが、このようなメカは最近では高級アンプでも見られないでしょう。メカニカルボリュームには歪みが少ないというメリットとコストアップというデメリットがありますが、Kewoodが採用した一番の理由はこのマニア心への対応だと思います。

システムとして見るとチューナのT-1001はアンプ同様にシンプルな美しさが映えます。
CDデッキのDP-1001は操作ボタンが増えた分シンプルさがそこなわれ、分厚い筐体も興ざめです。
MDはあまり使うことがないので入手しませんでした。同じKenwoodの別シリーズのDM-VH7PCを接続してみたところシステムコントロールコードは共通のようで入力切り替えや電源の連動ができました。
リモコンは専用のものを購入すると4,000円程度してしまいますが、以前購入したSE7しりーずのリモコンが流用できたのはうれしい誤算でした。

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2005年09月21日

オーディオの入れ替え(続き)

KenwoodがK'シリーズを発表したときに、一目見て気に入ってしまいました。
不要なものを省いた端正なフロントパネル、それでいてぜいたくな素材や加工が小さなサイズに凝縮されています。

かなり旧式になった今では初代の1001シリーズを格安で入手できましたがアンプの秀逸なデザインは今でも十分通用します。オークションでは後継機種も出ていましたが性能はよくなったのでしょうがツマミが増えて外観のバランスを崩しているのでパスしました。

音を出してみるとそれまでのアンプとはさすがに音の密度が違います。きめが細かい上に低域のボリュームもあり情報量が3倍ほどになったような感じです。音量を上げてもうるさくならない余裕もあります。
AVアンプのパワー表記と異なり定格出力で表示しているオーディオアンプですから実力にも余裕があるのでしょう。

ここで気をよくしてさらにステップアップをはかると昔通った道に戻ってしまいます。
よくなった音を喜んで聞くことで満足することを覚えたので、当分はこのセットでいくつもりです。

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2005年09月20日

オーディオの入れ替え

今までコンピュータの横にはKenwoodのミニコンポサイズのレシーバを置いていました。

これは一部で有名な機種でKenwoodとSOTECのコラボレーションで作られた機種です。Kenwoodの既存機種の中身を安く作り直し、共通デザインの筐体のPCをSOTECが作り、SOTECが販売した物です。
いろいろな理由で全く売れず、しばらくしてからレシーバが9,800〜12,800円で秋葉でたたき売られました。ところがこれがコンパクトで使いやすく、しかもPCからはUSB音源としても使えるのでPCユーザーに受けて隠れたヒットになりました。一発で消えると思っていたらいろんな店で売るようになり、みんなを喜ばせると同時にいったい何台在庫をかかえているのか話題になりました。

私も数台買い込んで子供用、会社用、PC用と便利に使っていましたが、私が使用していたものはそろそろ寿命が来たようです。時々右スピーカから音が出なくなり、FMがステレオにならなくなりました。開けてFMマルチプレクサなどを再調整しましたが直りません。
そこで以前購入して使わないまましまいこんでいたKenwoodのK'sシリーズのチューナT-1001を接続するようにしました。このチューナはアンプにつないでリモコンを使用しないとメモリーできないのですが、それを気が付かないまま買ってしまった物です。なんとか使うためにPICを使ったコントローラを作りシステムバスにコントロール信号を流し込んでメモリーできるようにしたのですが、使い勝手が悪く放置していました。

こんなツギハギで聞いていましたが、L-26の復活で少しいい音を聞きたくなり新システムの構築にとりかかりました。
(続く)

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2005年09月11日

JBL 10インチ ウーファを張り替えました

JBLの10インチウーファ125Aのエッジを張り替えました。

国内でウレタンエッジ2枚と接着剤を8,200円で入手しました、Control 3 Proのエッジと比べると約2倍の価格です。

その後海外サイトで調べたところ2枚で送料込みUS$30以下で入手できることがわかりました。
それどころか125Aなら約40ドルでエッジ張り替え、約100ドルでコーンも含めた張り替えをやってもらえることがわかりました。残念ながら2本では送料が片道100ドルかかるので2本のコーン張り替えでは合計400ドルかかります。
しかし国内では2本で約8万円かかりますから、それでも安上がりです、ハーマンカードンは昔からのJBLユーザーをどのように考えているのでしょうか。安物オーディオメーカーがブランドがほしくて老舗を買収したものの・・・ということでしょう。幸いマランツと違ってJBLも高額商品の分野では今でもしっかりした製品を出しているのが救いです。

いずれにしろ交換用のウレタンエッジは購入してしまったのでそれを使用して張り替えました。小型モニターと違ってミスしてコーンまでダメにすると被害が大きいので慎重に行いました。

Control Pro 3で行った張り替えがよい練習となって作業はスムーズに進み問題なく終了しました。Control 3 Proではダンパーがコーンをしっかり支えているので特に位置決めをする必要はありませんでしたが、125Aではダンパーだけではコーンを支えきれずボイスコイルがマグネットに接触することがあり、エッジで位置決めをしなければなりません。この部分の作業がうまくいくのか不安でしたが、思っていたよりも容易に位置決めができて問題なく固定できました。

私のスピーカ(L26)ではスピーカはフロントから固定しているのでガスケットは必要ないので取り付けるかどうか迷っています。取り付けなければ次回の張り替えが容易になります。一方ガスケットはフレームに貼り付けたウレタンエッジの上に貼り付けるので、取り付けないと使用中にエッジが浮いてきてしまうおそれがあります。
エッジの接着剤が乾くまでしばらく検討してみたいと思います。

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2005年08月27日

Nintendo DS 買いました

そろそろポータブルゲーム機を購入しようと思い、PSPとNintendo DSを検討した結果DSを購入しました。
この業界は裏側をよく知っているので普及期に入ってソフトが潤沢に出るまでは自費で買う気にはなりません(笑)

PSPの洗練された外観と液晶の鮮明さは大きな魅力ですが、PS2やPSの焼き直しソフトしかない品揃えの悪さは致命的です。

Nintendo DSは外観はGBA-SPから大きく後退してやぼったくなり、液晶も2画面あるとはいえコントラストも低く外光の下では視認性はかなり落ちます、約1万5千円という価格もPSPと比べると高い印象を受けます。しかし任天堂は「遊べるゲーム機を提供する」というポリシーを貫いており、SONYのように同時にポータブル端末を目指すようなブレがなく性格付けがはっきりしていて好感が持てます。

DSと一緒に購入したソフトは
  「脳を鍛える大人のDSトレーニング」
  「ElectroPlankton」
の堂々としたオヤジ向けソフト二本です。これに以前購入したGBA用のRPGを加えて遊んでいます。上記のようなソフトをPSPで探しても見あたらず、画面がきれいなだけで退屈なRPGや、同工異曲のドライビングゲームばかりがあふれています。

今ゲーム機は大きな曲がり角にさしかかっていて、PS2に代表される高画質3Dゲームソフトは市場が縮小しています。
その一方で携帯がゲーム市場として拡大していますが、その能力は日々進化していてPSを超えようとしています。この結果ファミコン〜PS時代のゲームが携帯用ゲームの素材としてひっぱりだこです。
誰でもさっと入れてさっくりと遊んで、途中でやめても後をひかないゲームが今の若年層には新鮮でニーズに合っているのです。この時代7,000〜8,000円出して買ったゲームを何百時間もかけてやり通すのはクールではありません、世の中にはゲームと同じくらい楽しいことがいっぱいあるのですから。

というわけでDSは結構気に入っています。任天堂から電子辞書ソフトが安く出ているとのことなので明日探してみようと思っています。

なお、年末になってLivedoorの無線LAN(月額525円)が本格稼働したらPSPを購入して端末として使ってみる予定です。そういうオモチャとしては大変よくできていると思います。

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2005年08月24日

日本の家電製品

東芝のTVに続いて富士通のクーラーが故障しました。

日本ブランドの神話も過去の話になってしまったようです。
15年ほど前まではまだ日本ブランドの製品ならオーバースペック気味で保証期間を過ぎても故障が少なかったように思います。松下が高級で三洋は安物という評判も単なるイメージだけの話で製品の耐久性はSONYをのぞいてどれも満足できるモノでした。

ところが最近の製品は国内生産の日本ブランド製品でもバグが多かったり、すぐ壊れてしまったりします。

ブランド力を過信して製品の質を落としてまで目先の利益を追いかけているのは20年ほど前の米国製品を思い出させます。このころの米国製品は世界でNo.1だったはずの自動車でも、それも最高級のラグジュアリーカー(キャデラッククラス)を含めて品質管理ができておらず、新車のドアを開けようとしたらノブが取れたり、エンジンコントロールシステムの問題で8気筒エンジンなのに6気筒しか動いていなかったりとさんざんでした。その結果日本車がそれまでの低価格レンジだけでなくすべてのレンジで大きくシェアを伸ばす結果となりました。

かつて安物の代名詞だった Made in Japan がやがて高品質を表すようになったように、中国製造の製品の質は急速に向上しています。
台湾は今でも基礎技術では日本に大きく遅れを取っていますが世界のPC製造基地になっています。IT関連の製造ノウハウは自動車産業などと比べて格段に敷居が低いので、中国が台湾に取って代わる日も近いでしょう(現在台湾メーカーは製造を中国に移しています)

冷蔵庫の製造台数ではすでに中国が世界一ということをご存じの方も多いでしょう、冷蔵庫はローテクだからとあなどることはできません。日本が戦後歩んできた道と比べてみれば、同じ道を日本の何倍ものスピードで追いかけてきていることがわかります。

ブランドにあぐらをかいている日本の会社もいいかげんに性根を改めてほしいところです。GE,RCA、Zenithの凋落を見れば10年後にはPanasonic、Toshiba、SONY、Hitachiなどが歴史になっていることも十分あり得るのです。

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2005年07月28日

発信者番号通知(ナンバーディスプレイ)

NTTのナンバーディスプレイを契約しました。

月々630円と電話の付加サービスとしてはかなり高額なので躊躇していましたが最近怪しげな電話が増えたので導入しました。
ISDN回線なので相手がISDNか携帯なら現状のままでも発信者番号を読みとれるのですが、アナログ回線からの場合はすべて通知なしになってしまうので契約に踏み切りました。

発信者番号が非通知の場合に着信を拒否するナンバーリクエストは別途210円/月の費用が発生しますが、幸い電話機に同様の機能があるのでこの契約は必要ありませんでした。

ナンバーディスプレイ対応の電話機とほかの電話機をブランチ(並列)接続するとうまく動作しない場合があるとのことでしたが、ベル付きの(電子音ではない)高負荷の電話機をブランチ接続しても問題なく動作しました。
そのほかの機能も特に問題なく、電話機で細かい動作まで簡単に設定できました。
着信時に電話帳に登録した番号ならば受話器を取り上げる前に名前が表示される点も便利です。

Lモード対応ですが、この機能はまず使わないでしょう(笑)

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2005年07月08日

アテンザ用サクションパイプ

アテンザのサクションパイプ(オクヤマ製)を購入しました。

アテンザの4速ATは2速から3速にシフトアップする際に2,000〜3,000回転でトルクの谷が生じて気になります。この改善に効果があるとされているものに以下があります(他にもあると思いますが)

 エアーフィルター部分の交換
 サクションパイプの交換
 アーシング

上記の順に体感したという報告が多いようですが、エアーフィルター部分は副作用も出るようですのでパス、アーシングは一応施工してあるのでこれも今回はパス。サクションパイプは使っている方がみなさん「効果あり」の判定なので、今回取り付けてみました。

近いので直接オクヤマに行って購入しました、一階が作業用のガレージで二階に小さなショップスペースがありました。ネット通販で購入したほうが送料などを含めても安いのですが、クレジットカード情報をばらまくのもいやですし、納期遅れなどのトラブルも避けたいので直接購入しました。

事前にいろいろな方のサイトで勉強しておいたので取り付けはスムースでした。バルブのネジが固いという点もみなさんが書いておられる通りでしたが、何とか取り外せました。

走り出してみると確かにクルマが軽くなったような感じがしました。2,000〜3,000回転でのトルクの落ち込みもほとんど気にならないレベルでした。
ただ後者については効果を見るために、サクションパイプ取り付け前に気をつけて運転してみたのですが、以前のような気に障るほどの落ち込みはありませんでした。コンピュータが学習したのか、私の体が学習して無意識にアクセルコントロールしているのか、はたまた高い気温のせいかわかりません。

いずれにしろ気になっていた部分が大きく改善されたのでよしとします。

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2005年06月20日

マルチリモコン(2)

CROSSAMの調子が悪く、送信しても認識されないことがあります。

そこで某巨大掲示板で名前のあがっていたSONYのリモコンRM-VL-501を購入しました。過去幾多の経験を経てSONYファンからSONY嫌いになった私ですが、このリモコンはよい買い物でした。

液晶なし、学習機能あり、連続コード送信なしといった平均的な基本機能ですが、ユーザーの使うシーンを考えて練りあげられたボタンの配置、サイズ、機能割付けによって直感的に使用できます。
東芝のHDDレコーダのリモコンが使いづらくてこれを購入しましたが、使い始めて30分でTV、DVD、HDD、VIDEOデッキ、AVアンプの基本機能を自由に操作できるようになりました。

   ・・・他社製リモコンに負ける東芝リモコンって・・・

独立した5つのボタンを押して操作する機器を切り替えますがこのボタンが自照式で、切り替えたときはもちろん赤外送信したときにも点灯して誤操作を防ぎます。
再生、早送りなどのボタンは当然選択した機器の操作になりますが、音量操作は機器ごとにTVかAVアンプか設定できます。私はTVを選択したとき以外はAVアンプに設定しています。また独立したTVの入力切り替えボタンがあるのもツボを押さえています。

足りないのは一括コントロール機能です。
DVDボタンを押したらTV、AVアンプ、DVDの電源が入って、それぞれの入力が自動的に切り替えられると機械に詳しくない人間にはありがたいのです。しかしリモコンコードは電源がトグルになっていて独立したON、OFFがないのでこの操作は事実上設定できません(YAMAHAのAVアンプは独立していました)
実は電源ON/OFFのコードは規定されているはずなのですが、現在の機器がそのコードに反応するのか不明です、コードを解析してみようかとは考えていますが実行に移していません。

ところがこのリモコンではSONYの機器であれば機器を選択すると電源ONのコードを送信することができるようです。またSONYコードを使用してるAIWAのDVDプレーヤは電源OFF状態でもリモコンのプレイボタンを押せば自動的に電源が入って再生が開始しています。

SONYはiLINK(でしたっけ?)などAV機器の統合管理、操作に力を入れていましたが、こういう地味なところで成果があがっているようです、統合管理による顧客の囲い込みは失敗しましたが。

投稿者 tickets : 19:36 | コメント (0)

2005年06月18日

マルチリモコン

HDDレコーダが入ったことでリモコン操作がとても面倒になりました。

今まではリモコンが二つあればほとんどの操作ができました、AV機器のリモコンには本来の機能のほかにTVの基本的な操作ボタンがあるためです。

しかし家のリモコンにはHDDレコーダを操作するボタンはありません。しかもHDDリモコンには他の機器操作のボタンはほとんど無いので3つのリモコンを駆使することになり、大変面倒です。

そこで学習機能と連続動作(TVの電源ON、AVアンプの電源ON・・・)を記録できるリモコンを探してみました。いろいろあるだろうと思っていたのですがJVCの実売6,000円程度のものとSONYのRM1500という実売10,000円程度のものしかありませんでした。
これらは価格と使いやすさが見合っていないのでさらに探したところCROSSAMが見つかりました。かなり前に倒産してしまったHAL研究所が開発したもので今は別の会社から販売されていますが、懐かしさもあって9,800円もしたのに購入してしまいました。

CROSSAMは液晶ディスプレイを持たないのですが、とうもろこしのような円筒形のロータリー式セレクタを使って多くの機能をシンプルに扱えるのが特徴です。またUSB(以前のモデルはRS232Cでした)でPCと接続してデータ編集もできるので登録、変更が容易にできます。

ソフトウェアは2002年バージョンで進歩が止まっているのでHDDレコーダのコードなどはプリセットされていないのが残念ですが、学習機能を使って登録していくつもりです。

投稿者 tickets : 14:19 | コメント (0)

HDDレコーダ(5) 良いことも書きます

ビットレート変換やってみましたがよい結果でした。

最高画質で録画した1時間ドラマ2本をDVD-R1枚に自動変換、ダビングしてみたところ実時間でできました。画質も良くPCでキャプチャー、変換、焼きこみしたものに比べると画質、時間、手間の全てでHDDレコーダの圧勝でした。
最初はファイナライズを忘れてあせったりしましたが、手順を覚えてしまえばサクサクできました。

HDDレコーダはDVD再生時の使い勝手がよろしくないので、再生には今まで使用していたDVDプレーヤを使用しています。HDDからDVDに焼きこんでいるときでも専用プレーヤで再生できるのでこれはこれで便利です。

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2005年06月17日

HDDレコーダ(4) 金返せ!

東芝HDDレコーダRD-XS46の操作性の悪さにいらだっています。

ボタンの反応がまともじゃありません。

ディスクをトレイに入れて認識している間はボタンを押しても認識されません、かなり長時間待たされます。書き込み中ならまだしもディスク認識という軽い処理でも占有してしまいます。

電源を入れたときもそうです、スプラッシュ画面が出ているのにボタンに反応しません。

普通のAV機器のようにボタンをポンと押しても反応しないときもあります。接触不良のボタンのように力を入れて押し続けることになります。

どうやら東芝のエンジニアは「いんたあらぷと」という言葉を知らないようです。

これが最初の機械から数世代経たコンシューマ機器なんでしょうか?
金返せと叫びたくなります。

投稿者 tickets : 22:13 | コメント (0)

食玩バンザイ

食玩が好きで気に入ったものがあると買いためています。

少し前だと大英博物館シリーズが出色のできでした。大英博物館は何度か訪れましたがミュージアムショップはその種の草分けとして充実度も高くロゼッタストーンをはじめとする収蔵品のレプリカは装飾としても素晴らしいものです。
それらのレプリカをさらに海洋堂がミニアチュアにしたものがこのシリーズです。私はエジプト出土のリングを付けた青銅の猫のレプリカが気に入って購入しましたが、海洋堂のミニアチュアと共に並べるとコレクター心が高まります。

最近ではゴジラシリーズが歴代ゴジラを忠実に再現していて感動させます。私の嫌いなミニラはともかくモスラの幼虫と並んでいるモスゴジや造形としての完成度が高い東京SOSのゴジラなど変化を楽しめます。

日本がマンガ、TVゲームに次いで世界に発信するサブカルチャーとして今後も楽しみな分野です。

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2005年06月16日

HDDレコーダ買いました(3)

しばらく使ってみると次の点が気になりました。

電源が入っていないとPCから接続できない
これは私の使い方では重要な問題です。PCから予約を放り込んで録画させたいときにその都度レコーダの電源を入れなければなりません。
電源をオフ(スタンバイ)にしていても表示が消えるだけでOSは動いていると思っていたのでがっかりです。せめてWakeOnLanでアクセスがあったらスリープからさめるようにして欲しかったところです。

電源のON/OFFに時間がかかる
Gigabeatもそうでしたが東芝は標準OSの扱いがあまり上手ではないようです。HDDからの起動、シャットダウンにある程度時間がかかるのは承知していますが処理開始の早い段階で画面を表示/消去することで印象はかなり変わるのですが、当たり前のやり方をしているのでとても遅いという印象を与えます。
ユーザーの観点が欠けているのでしょうね、その割には技術的に傑出しているようでもなさそうですが。

今まで使った結果ではHDDレコーダはまだまだ家電の領域には達していない未成熟な商品との印象を受けました。特にカタログに出てこない使い勝手の部分は手抜きが目立ちます。

BSアナログが消える頃にはもう少しましになっていると思いますので、それまで買い増しは考えないことにしました。このレベルの商品では今後1年程度で妻が気楽に使えるだけの完成度は期待できません。

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2005年06月15日

オモチャ箱設置しました

いろいろな製品などについて書き込んでいきます

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2005年06月09日

HDDレコーダ買いました(2)

ネット接続したのになぜかiEPGが落ちてこないのでADAMSでのみ受信しています。

録画した画像の縁に若干チリチリが出るのが少し気になりますが画質はおおむね良好です。

TV映像のDVDへの焼きこみはPCに比べて格段に楽になりました。
 PCで録画→(TMPGEncで再エンコード)→VideoStudioでオーサリング、焼きこみ
だったのが
 録画→焼きこみ
の2ステップに簡略化された上に時間も大幅に短縮されました。まだビットレート変換はしていないので、どれだけ時間がかかるのか不明ですが手間はかからないので気にしていません。

MX-TVの番組表が取得できずに悩みましたが、エリアを神奈川県から東京都(23区)に変えたら取得できました。神奈川のTV局テーブルにはMX-TVが入っていなかったためでしたが神奈川都民としては不服な点です。

リモコンはボタンが多いのに大きさ、形、色での分類が不十分で、配置も練り上げられたものとは言えずかなり使いづらいです。

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2005年06月08日

HDDレコーダ買いました

前々から欲しいと思っていたHDDレコーダを購入しました。

選択基準は:
 ・○Panasonic、東芝が望ましい、Mitsubishiでも安ければいいかも
  ×SONYは相変わらずピントはずれの商品しか出してないしすぐ壊れる(実体験いろいろあり)
  ×日立はどこで聞いても評判悪い
 ・HDD容量は160GB以上
 ・アナログBSは必須
 ・BSデジタルは不要、見る番組が無いから(知人のTV制作会社社員談)
あるとうれしい機能:
 ・DVD+R/RW対応
 ・iEPG対応

当然安いことも最重点項目です。
昨年末の調査ではアナログBS搭載機種が激減していて上位機種の一部にしかなく、結果として高価な商品しかありませんでした。

ここに来て夏ボーナス向けの新機種の影響で昨年末ボーナス機種が大幅に値下がりしたので検討の結果東芝RD-XS46(250GB)を53,800円で購入しました。
過去の経験から東芝に文句は山ほどありますが機能と実売価格に負けました (-_-)

LAN接続でPCから設定できるのは思った以上に快適です。特にiEPGの番組表はPCの広い画面で見ると快適な操作性です。ドリームキャストのカラオケのためにTVのところまで引いたLANが役に立ちました。

これは東芝の責任ではないのですが、複雑怪奇に入り組んでいるダビング機能は最悪です。必要以上に固めた著作権保護のためですが、HDDと板メディア、ネット接続のPCそれにチューナが本来等価な存在なのにケースごとにコピー/移動ができたり、できなかったりします。そのロジックも直感的でなく、しばらく使いこなさないと理解できないでしょう。

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2005年06月05日

iPod用のアダプタ発売されました

P.I.E.からiPod用のアダプタが発売されました。
HUやハンドルのリモコンボタンで全機能がコントロールできるとのことです。

Mazda用はまだ出ていませんがFord用が出ているので、もしかしたら流用できるかもしれません。少なくともかなり早めに出てくるのではないでしょうか。
あのHUに本当に表示されるのかという疑問もありますが、いずれにしても日本語表示は無理と考えた方がよいでしょう。

このサイトに情報を置きました、新情報が入り次第アップデイトします。

投稿者 tickets : 21:27 | コメント (0)

2005年06月02日

Sylfex社 AuxModの納期

mazda6club.comにSylfex社からの回答が掲載されていました。
それによると今までに約300件を発送したが受注番号930の納期は2〜3ヶ月先とのことです。2ヶ月以内には製造のピッチを大幅に高めて納期短縮を図るとのことです。

投稿者 tickets : 11:06 | コメント (0)