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2005年10月19日

PSPと無線LAN

PSPで無線LANがまともに動くようになりました。

使用している無線LANの機材はバッファローがメインで、簡単接続のAOSSという機能を使っていました、ボタンを押すだけで簡単に接続できます。PSPもファームウェアのバージョンアップでAOSS対応になっているので、この機能を使用したところ本当に簡単に接続できました。

しかしこの方法ではセキュリティのレベルが非常に低くなってしまうのです。

無線LANの暗号化には大きく分けてWEPとWPA(紛らわしいですが)があります。無線LANはWEPで始まりましたが解読ソフトを使えば簡単に破られてしまうので今では「使ってはいけない」方式です。

ところがPSPをAOSSで接続すると自動的にWEP、それも128Bitではなくさらに弱い64Bitになってしまいます。バッファローのサイトで調べると「仕様です」ということでした。
PSPだけがWEPになるのならまだ逃げ方はあるのですが、WPAを使っている無線LANでもPSPをAOSSで接続したとたんにWEPになってしまいPSPを切ったあとでもそのままになってしまうのです。
WPAに戻すには無線LANアクセスポイントの設定を変更して再起動しなければなりませんから、とてもやっていられません。

これも「仕様」だそうです。

これでは宅内無線LANのセキュリティが無いに等しいので、PSPでもWPAが使えるようにあれこれ試してみました。AOSSで設定されたSSIDやキーをPSPに手動で設定するといったんは接続できるのですが、時間が経過すると接続が切れてしまい再度接続しようとしてもできません、おそらくキーの更新がうまくいかないのでしょう。しかも速度が極端に遅くなって実用に耐えませんでした。

結論はAOSSを無効にしてすべて手動設定するということでした。

PCでは問題なく動作しているAOSSですから無効にすることには抵抗がありましたが、試した限りでは他に手段はありませんでした。しかし無線LANで接続しているすべてのPCの設定も変更しなければなりません。

AOSSを使わないようにした結果WPAの中でもレベルが高いAESという方式で接続し、実用上十分な速度でネットに接続できるようになりました。

投稿者 tickets : 2005年10月19日 10:13

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