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2007年05月28日

ポータブルDVD:SDーP50DTにBluetoothを内蔵する

携帯AV機器でわずらわしいのがイアフォンケーブルの取り扱いです。Bluetoothイアフォンを使えば快適なのですがSDーP50DTにはこの機能がありません。

そこで安価なBluetoothイアフォンとアダプタを探してみました。1万円前後が多い中で見つけたのがディズニーキャラクタのものでした。豪華なパッケージ入りですが、アダプタとイアフォンのセットが4,000円以下でたたき売りされていました。

購入してみると期待以上に便利でした、DVDを見ているときに携帯に着信すると切り替わるところなど小技が効いています。

しかし予想はしていたものの外付けのBluetoothアダプタはやはりジャマになります。ヘッドセット側は仕方がないとしても、アダプタまで充電しなければならないのもやっかいです。なんとかプレーヤに内蔵できないか検討してみました。

アダプタの電源は3.7Vのリチウム電池なのでプレーヤ内部の5Vから直列にダイオードを入れて給電するという、いい加減な方法で処理しました。

基板からイアフォンジャックなど厚みのある部品を取り外すと数mmの厚みに収まりましたが、それでも小型のSDーP50DTにはすんなりと入るようなスペースが見あたりません。ようやくメカニズムの隙間に場所を見つけて収めました。

ペアリングに使うボタンは筐体上部に小さなスイッチを取り付けました。電源がいい加減なためにペアリングをやり直さなければならないことがあるので必須です。

できあがると結果は上々、快適なDVD生活が始まりました。

ところが、ある日気がつくとDVDに軽いスリキズがついていました。アダプタを入れて無理に裏ブタを閉めたために表のパネルが少し浮きDVDに当たっていたのです。アダプタを入れる位置をいろいろ替えてみましたが解決できず、結局アダプタを取り外して元に戻しました。

快適な生活が終わってしまいとても残念ですが、またいつか挑戦してみたいと思います。

投稿者 tickets : 22:19 | コメント (0)

2007年05月27日

ポータブルDVD購入:東芝 SDーP50DT

長い間使用してきたポータブルDVDプレーヤ [Panasonic DVD-LV65]を新しい機種に入れ替えました。

LV65はバッテリー込みで約600gと軽量なので通勤時にDVDを見ていました。購入価格65,000円の高価な製品だけあって、TVチューナ内蔵、SDメモリーカードからの動画、オーディオ再生など各種の機能が詰まっていました。途中一度レーザピックアップを交換しましたがその後一年もたたずにDVDの読み取りが不調になったのは寿命だったようです。

LV65の満足度が高かったので次機種選定にあたってまずPanasonic製品を検討しましたが、どれも液晶の大型化(LV65は5インチ)にともない重量も大幅に増えていて、日常の持ち歩きには適していません。

選定基準は次の通りです。

 ○ 重量はできれば600g程度、上限800g(バッテリー込み)
 ○ Resume機能必須

たったこれだけの条件なのに該当する機種がありません。
多くの機種が7インチ以上の液晶を搭載して大型になり重量も1kg以上です。SONY製品の一部に小型軽量のものがありましたが現物を見てみると表示品質がとても悪く、対象から外しました。

やむを得ず重量とサイズは妥協しようと思ったのですが、さらに調べてみるとResume機能のついていない製品が多いことが判明しました。一旦電源を切って次に電源を入れたときにDVDの最初から再生されるのでは通勤時の使用に耐えません。

あきらめかけた時に当時はまだ発売されていなかった東芝のポータロウシリーズ SD-P50DTの情報が入ってきました。
これならバッテリー込みで650g、Resume機能もついていて条件にぴったりです。バッテリー持続時間が2.5時間という点はちょっと物足りないのですが、ワンセグチューナまでついています。
ようやく見つけた製品なので40,000円弱という価格も(あまり)気になりませんでした。

予約して発売と同時に入手しましたが、ほぼ期待通りの出来でした。LV65ほど金がかかった造りではないのですが、通勤用DVDとしては十分です。液晶部分が指紋で汚れて見づらくなる点は液晶ディスプレイ用の半光沢シートを貼って解決しました。
東芝製品らしくユーザーインターフェイスの詰めが甘く、使用頻度の低い機能がボタン操作なのに、よく使う機能はリモコン操作だったりするのは少しばかり残念な点です。

投稿者 tickets : 12:41 | コメント (0)

2007年05月21日

ホスティング会社の切り替え

こことは別のサイトの話ですが、前々からトラブルの多かったVerioからさくらインターネットに移行しました。

切り替えをためらっていたのは時間がかかったり、トラブルが発生してメイルが使えなくなることを避けたかったためです。ところが最近Verioで立て続けにメイルサーバが落ちてしまいました、過去にも同様の問題があり、これでは使い続ける意味がないのでついに決心を固めました。

しかしスムーズに移行できるのか心配は残ります。以前米国でドメインの所有権を移そうとした時は公証人に書類を作成してもらうなどとても面倒でした。数年前にホスティング会社を移そうと調べた時も、移行申請の書類をダウンロードして印刷、記入して提出しなければなりませんでした。

そのような経験があったので次のような見込みを立てました。
  □ 申請などの移行準備  数日〜一週間
  □ 移行の実作業      一日
  □ DNSへの反映終了   最長二日間
この間はメイルに問題が発生するかもしれないことも覚悟しました。

第一段階
メイルでVerioに移行用のコードを請求しました。驚いたことにやっかいな書類も必要無く、折り返しのメイルでコードが送られてきました。送信後一時間も経っていません。

第二段階
さくらインターネットで新しいサイトの契約をしました。これも使用できるようになるまでに一時間もかかりませんでした。

第三段階
できたサイトへのドメイン移行の手続きに入り、さくらインターネットのサイトで指示どおり移行用のコードを入力しました。
ここでトラブルが発生、コードが違っていたのです。Verioに問い合わせると別のコードが送られてきました。前のは何だったのかという疑問はあるものの、新しいコードで手続きが再開でき無事終了しました。

第四段階
手続きは全て終了し、ここから実際にドメインサーバの書き換えが始まります。たくさんあるDNSは一度に書き換えられるのではなく順次変更が伝達されますから遅延が生じます。最長二日間といわれていますがとりあえず日本と米国で反映されればよいので半日〜1日と見込んでいました。

しかし、これほど早いとは・・・
数十分で前のWebサイトは見えなくなり、新しいサイトが見えるようになりました。当然とは言えURLが同じですからブラウザのブックマークはそのままです。

これに比べるとメイルソフトは設定変更の手間がかかりました。新旧サイトではセキュリティの設定が異なる上にホスティング会社もメイルソフトもクセがあるのでメイルアドレスの記述など試行錯誤が必要な部分もあります。
しかし私自身のメイルアカウントの作業が一段落する頃にはメイルも無事に開通していました。

終わってみると申請、引っ越し、DNSへの反映を含めて半日しか経っていません。以前に比べると格段に進歩していることに驚かされました。

この程度の作業なら何度やっても負担になりません(笑)

投稿者 tickets : 21:33 | コメント (0)

2007年05月06日

Viva 宝塚!

昨年神戸を旅行しました。

滞在中は神戸の雰囲気と食事を楽しみましたが、一日は宝塚歌劇の観劇にあてました。旅行直前に思いついたのですが幸い予約が取れ、当日は神戸からレンタカーで向かいました。

宝塚歌劇というと、きつい化粧をした女性たちが演じる恋物語のオペレッタ、というイメージが強く冷やかし半分でした。席も舞台から遠かったのですが見始めるとぐいぐいと引きつけられてしまいました。

女性が生身の男を感じさせない美男そのものを演じる、それが作り物の世界であることを強調して現実とは違う世界を作り上げています。
これを下手な役者で見せられたら耐えられないのでしょうが、端役にいたるまで磨き上げられた技で、破綻なく虚構の世界を作りあげています。主役が見得を切るポーズにしてもわざとらしさが極まっているためにひとつの完成された世界の表現として説得力をもっています。考えてみれば歌舞伎の見得だって同じようなものです。

歌劇の後のレビューは一転、華やかさのみを追究して次々に繰り出される歌と踊りに圧倒されます。

観客は女性が中心ですが、母親に連れられた小さな子ども、中学生や高校生、中年の女性だけのグループ、お年寄りなど驚くほどバラエティに富んでいます、それでいて互いに違和感なく宝塚を観劇するファンとしての場を作っています。
開演時間のずっと前に来て売店でスター(スタアの方がぴったりかもしれません)の写真集やグッズを品定めしたり、ちょっとすました雰囲気のレストランで食事をしたり、一日を宝塚で過ごすゆったりとした空気が流れています。
何よりうらやましかったのは、観客の日常にとけこんでいることでした。谷崎潤一郎の小説の世界に通じるバックボーンとそこから来る余裕を感じさせます。滅びの美学になりかねない文化が十代、さらにはその下の年齢層までシームレスに継承されているのです。

これが「文化」なのだなという感慨を持ちました。

私も余裕があれば居を構えて・・・などと考えて芦屋にも足を伸ばしてみましたが、お屋敷の間に建売住宅が詰め込まれている風景は首都圏とあまり変りません。宝塚歌劇にひたる数時間の別世界を楽しむのがよいのかもしれません。

(後日談)
その後BSで宝塚歌劇を見ましたが、あの感激は味わえず「きつい化粧をした女性たちが演じる恋物語のオペレッタ」でしかありませんでした。あの別時間が懐かしくなったらまた宝塚を訪れるしかないようです。

投稿者 tickets : 18:24 | コメント (0)

美しい國ってどこのこと?

美國とは中国語でアメリカ(米国)のことです。検索すると 美國在薹協會=Amirican Institute in Taiwan なんていうのが出てきます(簡体字はよくわからないので検索していません)

とすると[美國的日本]を意訳すると米国べったりの日本となるのでしょうか?

安部総理(2007年5月現在)が言っているのはそういうことだったのですね、これはわかりやすい。

投稿者 tickets : 17:58 | コメント (0)