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2008年11月21日
Collinsという選択
ハムに復帰して驚いたのはかつて雲の上だったマシンに手が届くようになっていたことです。
米国のCollins(コリンズ)といえば究極のアマチュア無線機器のメーカーでした。何十年も前の話になりますが、Collinsの機械はほぼ年収分もしたはずで普通の人が手を出せるものではありませんでした。しかし今eBayをのぞいてみるとそれらのマシンが1000ドル前後で入手できます。もちろん製造後何十年もたった真空管の機器ですから最新の半導体機器に比べれば性能面でも機能面でも劣っています。
今世界のアマチュア無線機器のシェアのほとんどを占めるのは日本製機器です。このあたりカメラに似ていてライカ、コンタックス(風邪薬ではありません)の時代からニコン、キャノン、ペンタックスの時代、さらにデジカメになって日本製がシェアを独占しているのと同じです。ちなみに私は10年ほど前にライカIII-f、いわゆるバルナックライカを入手してメカニズムの美しさに満足していますが、現在のRシリーズなど欲しいとは思いません。
なにはともあれ高い輸送費(2〜3万円)を払って届いたKWM-2(HFトランシーバ)を目の当たりにすると感慨深いものがあります。日本製の機器が世界に伍するようになった時代のTrio(現Kenwood)の599シリーズも持っていますが「本家」Collinsのマシンの持つ迫力にはとうていおよびません。
これも高い輸送費を払って(なにせ重いので)入手した電源を苦労して修理してKWM-2のランプが点灯しスピーカからノイズが出てくると昔の情熱が少し戻ってきたようです。真空管の機器でミスをすると球が壊れるのではなく、抵抗が真っ赤に焼けることや、高圧(300〜800V)に感電して皮膚に穴が開くなどということも何十年ぶりかに思い出しました。
環境に恵まれないアパマンハムですが、アンテナを工夫してテクニカルな話のできる相手を探そうと思います。
投稿者 tickets : 2008年11月21日 11:34
コメント
てけさん
はじめまして、こんばんは。
Google検索でたどり着きました^^
私もatenzaに乗っていて、純正オーディオへの外部入力に非常に興味を持っています。現在、外部入力に接続して使うUSB MP3プレーヤを使用していますが、音質の悪さに閉口してしまいます。
てけさんのページにはアダプタ側の10pinコネクタのピン配置などが載っていましたが、もしご存知ならHU側の16ピンコネクタのピン配置も教えていただけませんか?
急に問い合わせて申し訳ないのですが、もしよろしければお力を貸してください
投稿者 たくぼん : 2008年11月24日 23:23
たくぼんさん、はじめまして
imazekiさんという方のサイトにコネクタを含めた詳しい情報が掲載されています。私も参考にさせていただいています。
http://members.jcom.home.ne.jp/yimazeki/Car/ATENZA_Manual_23SAV_Std_Cnt.htm#J1-01-1
投稿者 てけ : 2008年11月25日 10:24
てけさん
こんにちは。たくぼんです。
こんな便利なサイトがあるんですね!
てけさん、imazekiさんに感謝です!
ありがとうございました
投稿者 たくぼん : 2008年11月29日 10:48