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2007年08月28日

新しいPC:放熱に悩むの巻

G33内蔵グラフィックスの画質の悪さに耐えきれず、Nvidiaの8600GTを載せたグラフィックスカードを購入しました。
DVD再生画像の質からATI(今はAMD)のRADEONを愛用しているのですが、今回はカプコンのLost Planetを試したいのでNvidiaにしました。雑誌の評価を見てもこのゲームに限ってはNvidiaが圧倒的に有利なようです。

使用してみるとCPUが非力(E-2140@2.4GHzOC)なのに1280x760x32bitの画面で20〜40FPSと十分なフレームレートです。画質や効果はデフォルトなので更に質を上げると遅くなりますが、デフォルトのままでも十分きれいです。

しばらくして温度をチェックするとマザーボードが50℃近くになっています。ファンレスのグラフィックスカードの放熱器はさわれないほどの熱さなのでこれが原因と思ったのですが、これを抜いてみてもほとんど変わりません。CPUは触ってみても大して熱くないのでこれも原因ではありません。

どうやら小さな筐体に熱がこもってしまうようです。
安いファンを買い込んでいろいろ試したところ、背面の60mm×2の排気ファンを回転数の高いものに取り替えた上で裏返して吸気ファンにしたことが一番効果がありました。背面から吸気してCPUファンの横を流れて前面下部にある電源を通って側面に排気されるという空気の流れがよいようです。
他のファンも回転数の高いものに取り替えてみましたが、目立った効果はありませんでした。

筐体の前面に押し込められた電源からの排気は折れ曲がった狭いダクトを通り抜けて側面に抜けるので抵抗が大きくスムーズに流れていません。おまけでついてきた安物電源なので効率が悪くて発熱が大きいこともあるようです。

しかしグラフィックスカードを戻した状態でも最高で42℃になったことでよしとしました。

意外なところで苦労しましたが以前に比べてCPUの発熱が格段に少ないのでなんとかなったようです。目的のQ6600にする時は効率のよい電源に入れ替えるか、もっと大きな筐体にしなければならないかもしれませんが、まだ先のことです。

投稿者 tickets : 2007年08月28日 21:33

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