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2007年09月01日

新しいPC:E-2140のクロックアップ

新しいCPU E-2140 は50%のオーバークロックで安定して動作し続けました。

このCPUはSpeedStep対応で負荷が軽いときは×6に落ちるのでベンチマークテストなどを走らせて×8になるようにしてテストしました。また3DゲームのLost Planetを走らせてみて問題が出ないことも確認しています。

標準では外部クロック 200MHz×8でCPUクロック 1.6GHzで動作します。

外部クロック: 300MHz(+50%) CPUクロック: 2.4GHz
50%アップつまり 2.4GHzで一週間ほど使用しましたが、非常に安定しておりダウンする様子はありません。このクロックなら通常使用に十分耐えそうです。
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外部クロック: 360MHz(+80%) CPUクロック: 2.88GHz
この周波数まで外部クロックを10MHzずつ上げてみましたが、ベンチマークも問題なくクリアしました。
しかし周波数を上げるに従ってKVM(PC切り替え器)経由で接続しているワイアレスマウスを認識しなくなることが多くなりました。ただこのマウスはUSB受信機を[USB→PS2変換器]→<KVM>→[PS2→USB変換器]という無理をしてPCに接続しているので、もとから認識しなくなることがありましたから致命的な問題ではありません。

外部クロック: 370MHz(+85%) CPUクロック: 2.96GHz
Superπを走らせている途中にダウンしてリブートがかかりました。
これは明らかに限界を超えています。

ということで、とりあえず360MHz(+80%)、2.88GHzでしばらく動作させてみます。
経験からクロックで10%の違いはほとんどわからず、20%から体感上の差が出てきますから、このクロックで少しでも不安な兆候が出たら340MHz(+70%)、2.72GHzに落とします。

=====追記:2007年9月8日=====
360MHzではI/Oデバイス関係で立ち上げ時の誤認識めいたことが出ました。
 ・英語キーボードなのに日本語キーボード設定になってしまうことがある
 ・KVM経由のマウスを認識しないことが多い
 ・小さなアイコンに設定してあるのに大きなアイコンになってしまった
特に最後のものはレジストリが化けていることも考えられ不安なので現在は340MHz(+70%)、2.72GHzにしています。この設定では今のところ問題は出ていません。

投稿者 tickets : 2007年09月01日 13:45