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2005年12月29日
FOMA P902i でBluetooth(結末)
PDA(Sigmarion3)からの接続に成功しました。Socket社のCF型Bluetoothアダプタを使ってP-902iでインターネットに接続できました。
メイルソフトを立ち上げて新着チェックをすると自動的にBluetoothでP-902iに接続してダイアルアップします。メイルを取得し終わると自動的に接続を切るのでつなぎっぱなしになる心配もありません(64kデータ通信モードで使用しています)
接続に若干時間がかかることを除けば快適です。
パスキーを設定してもBOND(機器登録)ができない問題に悩まされましたが、P-902i側の設定とSigmarion側の設定をいろいろ組み合わせて、無事動作させることができました。
機器登録する際にP-902i側を「ダイアルアップ全待機」にすること、BOND前だと設定したプロファイルが変わってしまうことがあるので頻繁に確認しなければならないことなどがひっかかった点です。
P-902iの設定に使用する用語がBluetoothの用語では無い点も混乱の原因のひとつです。しかしBluetooth用語は携帯しか知らない人にはわかりにくいのも確かです。
手順を記録しようと最初からやり直してみたのですがまた試行錯誤を繰り返すことになり、再現性の高い手順の記録はできませんでした。
接続ミスが発生するとPDA側のソフトの動作が不安定になるため、同じ事をしても結果が違ってしまうことが原因のようです。かなりの回数、ソフトリセットや電源の再投入を行ってなんとか接続にこぎ着けました。
いったん動作するようになれば安定しているようなので使用には問題なさそうです。
BluetoothのClass2なので仕様上、到達距離は約10mですが実際に5m程度まで安定して接続されます、ポケットやバッグの中のFOMAを使うにはちょうどよいですね。
投稿者 tickets : 18:52 | コメント (0)
2005年12月27日
Microsoftって、やっぱり・・・
X-Box360のサイトを見てみましょう、一番下のところです。
「当サイトに表示される価格は特別な記載がない場合、すべて税抜の希望小売価格です。」と書いてあります。
あれっ、税抜き価格のみの表示は禁止されているんじゃなかったかな?
総務省のサイトで確かめてみると・・・
「希望小売価格」を設定し、商品カタログや商品パッケージなどに表示している場合がありますが、この「希望小売価格」は、小売店が消費者に対して行う価格表示ではありませんので、「総額表示義務」の対象にはなりません。
なるほど、知らなかった、希望小売価格の場合は総額表示はしなくてもよいんだ。でもなぜ今まで気が付かなかったんだろう?
SONY PSP
希望小売価格 24,800円 (税込価格26,040円)
任天堂 DS
希望小売価格 15,000円(税込)
わかりやすいですね、普段こういう表示を見慣れているのでマイクロソフトの価格を見ると何も書かれていないので税込み価格と思いこんでしまいます。
マイクロソフトは社会通念と法律のギャップを利用して価格を安く見せようとしているのでしょうか?
・・・と思いつつマイクロソフトのサイトに行ってみました。
なぜかWindowsやOffice製品の価格はいくら探しても見つけることができませんでした。ようやく見つけたVisualStudio.Netの価格を見ると
業界標準の開発ツールを学生限定の特別価格 4,830 円 (税込価格) で提供。
おいおい、こっちは税込み価格かよ!
とするとX-Boxの価格は小さなお友達や大きなお友達をだます表示方式なんですね、そこまでせこいビジネスをやっても売れないX-Box360って、いったい・・・
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注:ネットで直販する場合は税込み価格表示の義務があります。VisualStudio.Netの価格は直販価格ではありません、念のため。
投稿者 tickets : 11:59 | コメント (0)
2005年12月26日
FOMA P-902iでBluetooth 【続報】
P-902iにBluetooth機器を接続した結果です。
1.Socket社CF型アダプタ
Windows CE.NET(Sigmarion3)で使用できる数少ないアダプタとして購入したのですが、ペアリングでつまづいています。
P-902iから機器の認識ができてプロファイルも取得しているのですが、Passkeyを設定しても接続できません。携帯側からペアリングを開始するとPDA側でも反応してどちらもPasskey入力画面に進むのですが、同じPasskeyを入れているにもかかわらずエラーになってしまいます。
Windows XPマシンでは問題なくペアリングできるので、PDA側のソフトに問題があるように思われます。
数日にわたって試したものの上記の状態から進んでいません。
これがP-902iに切り替えた目的なのでなんとか動作させたいと思っています。
2.USB型アダプタ
先回書きましたが、Windows XPマシンで問題なく動作しています。
PDAではドライバが無いため動作しません。
3.ヘッドセット
Jabra社のヘッドセットBT-100が届きました。箱が無く、付属している英文マニュアルに誤植が多いので製造ラインからの横流し品かもしれません。かなり旧式でヘッドセットとしては大きめですがその分安価(3,000円)でした。
簡単にP-902iとのペアリングができました。
スピーカ側の音質は実用上十分でしたが、マイクがノイズキャンセルタイプではないので周囲の雑音を拾います。クルマの中や雑踏では問題になりそうです。
バッテリーがすぐなくなってしまったのですが、数回充放電を繰り返せば回復するかもしれません。
投稿者 tickets : 10:05 | コメント (0)
2005年12月13日
FOMA P-902iでBluetooth
香港からUSBタイプのBluetoothアダプタが到着しました。
早速ノートPCに取り付けてみました。Bluetoothを取り扱うのは初めてなのでPasskeyの設定でとまどいましたが、P-902iの設定も含めて30分ほどで終わりました。
特にトラブルもなく簡単に接続できて、なかなか快適です。日本では全く普及していないBluetoothですが、欧州を中心に熟成期間を経ているのでソフトウェア的に練られていて使い勝手がよく、安定しているようです。
CFタイプが届いてPDAからのアクセスができるようになれば当初の目的が達成されます。
携帯側でBluetoothを常時ONにすると消費電力が増えるので、バッテリーの持続時間にどれほど影響するのか様子を見てみます。
調子よく使用できたのでBluetoothヘッドセットやハンズフリーフォンが欲しくなってきました。車載時もケーブル接続しなくてすむのは魅力があります。
投稿者 tickets : 23:06 | コメント (0)
SH-902i
SH-902iの製品説明会に行ってきました。
SH-901iCを使っていて「液晶のシャープ」の実力はわかっていたのですが、SH-902iでは省電力をキーワードにしているようです。SH-901iC/iSで電池が持たないというクレームが多かったらしく902iでは標準状態ではバックライトはいくらか輝度を落とした状態になっています。また女性向け路線をねらっているとのことで画面の色合いがパステルカラーになっています。
その結果電源を入れた時の感想は「これがシャープ?眠たい画面だな」というものでした。設定を変更してバックライトを最も明るい設定にすれば明るくなるのですが、デフォルト設定の店頭デモではシャープの良さをアピールできないでしょう。
「女性向けなので角を落とした丸みのあるデザインにしました」という説明でしたが丸ければ女性向けなんてどの時代の話でしょうか、一緒に行った娘もその点に首をかしげた上で「色が女性向けじゃない」と言っていました。紫がかったメタリックブルー、すっきりしない赤など男性の目からもよろしくない色です。
シャープは自分の良さを忘れて妙な「まあけてぃんぐ理論」に左右されているように思えました、電博がからんでいるんでしょうか?
実はSH-902iには地味ながらすばらしい機能が入っています、以前操作したものが履歴として参照できるのです。ブラウザの履歴のように、聞いた楽曲、見た写真などそれぞれの機能で最近使ったものが簡単に呼び出せる機能です。これは使えます、こういったセンスの良さはFやDには望むべくもない貴重な資産です。
私はBluetoothが欲しくてP-902iにしましたが、娘はSHが気に入ったようなのでこれにします。色は消去法で白になりました、他の色がひどすぎるので私も賛成です。最も売れている色も白だそうです(苦笑)
シャープさん自分を取り戻してください、SH-901iCの赤はいい色でしたよ!
投稿者 tickets : 01:17 | コメント (0)
2005年12月12日
FOMA 902i
P902iを購入しました。
手持ち機種はSH901iCなので当分買い換え(買い増し)するつもりはなかったのですが、P902iにはBluetoothが付いていることが決め手になりました。これ以外ではマイナーチェンジでしかない902にする必要性は感じません。Push Talkなど参加メンバー全員が902でなければ使えませんし一回Pushするたびに5円以上課金されます(月1,050円!払えばこれは発生しません)。
FOMAへの切り替えが順調なのでユーザーが望んでいる定額制の導入を先延ばしにしてオモチャ機能でごまかしているようです。
だいたいPush Talkではなく、Push To Talkが正しく、無線の世界では一世紀近く前から使われている用語です、PTTという略語も定着しています。インターネットの世界では意味が異なるとはいえ、同じくPush To Talkという機能が話題になっています。
勝手に類似の造語を造り出すDoCoMoは相変わらず世界の田舎っぺ丸出しです。世界的に使われていたHotSpotという用語を日本で商標登録して権利を主張するなど発展途上国なみのセンスは健在です。
それはさておき、PDA用に契約していたAirEdgeは解約しました。PDAにBluetoothアダプタを挿してFOMAに接続すれば一つの回線で同じ使い勝手が維持できると見込んでいます。
PDA用のBluetoothアダプタが高価だったのは計算外でしたが、PC用のUSBタイプのアダプタは安かったので助かりました。どちらも海外に発注したため納期がかかりまだ手元に届かないのですが、心待ちにしています。
投稿者 tickets : 00:14 | コメント (0)
2005年12月02日
建築士免許
姉歯建築士問題で「建築士免許制度の改訂」が浮上しています。
建築士免許が終身免許で技術力が低下したから今度のようなことがおきたんだ。だから期限を設けて再免許時に試験をするという発想です。
免許を取った時の知識、技術を維持していなければ免許を持つ資格がない・・・一見正論に見えますが試験用の勉強より実務の中で蓄積されたものの方がずっと大事なのはみなさんよくご存じと思います。
日本の省庁お得意の許認可権商売を拡大しようとするたくらみなんでしょう。
こういう発想の役人には、率先して毎年国家公務員試験を受け直していただき、通らなかったら退職して頂くことにしましょう。