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2005年11月02日

Livedoor Wireless使い物になりません

PSPで無線LANも使えるようになったので外でつないでみようと思いました。

登録しただけだったLivedoor Wirelessを試そうと思ったのですが、アクセスポイントが少なすぎて使い物になりません。本サービスの開始時期も当初の10月から11月に、そして今は12月になっていますが、この状態で有償サービスにしたらユーザーの反乱が起きてしまいます。

品川という無線LANのメッカでも駅から離れたところにあるだけで、そこまで歩いていってテストする気になどなりません。渋谷でも同様です。秋葉原など地図にすら載っていません。

地図といえばLivedoorのサイトで調べられるアクセスポイント情報は住所だけです。サービスエリアのページの図で品川区をクリックするとアクセスポイントの住所のリストが開きます、その住所をクリックするとLivedoorMapが開いて、アクセスポイントが十字で示されます。

問題は、地図で示されるのがそのアクセスポイント一カ所だけだということです。近くにあるアクセスポイントは表示されません。
無線LANを使いたいときにその地点の住所など知らないのが普通です、渋谷センター街の入り口の住所を知っている人が何人いるのでしょうか?他の場所でも「表参道キディランドの前」とか「子供の城あたり」と考えます。
渋谷駅を中心にして、周辺にあるアクセスポイントが地図にプロットされるのが普通に期待される機能です。

このような方法をとらないのは、Livedoor Wirelessが使い物にならないことを隠すためでしょう。たとえば23区の地図にプロットすればごく限られた地域でしか使えないことが一目瞭然です。さらに、サービスしている駅の周辺地図を出してみれば、駅から離れたところにしかないことがばれてしまいます。

無線LANを使うシチュエーションを考えてみれば
 ・駅に着いてそこから目的地までの地図を調べる
 ・待ち合わせ確認のためのメイル
 ・喫茶店でお仕事や情報チェック
など、駅という場所は最も重要です。人が多ければ無線LANのニーズも高いという点からも駅は最重要地点の一つです。

駅周辺にアクセスポイントを設置することができなかったLivedoor Wirelessは現時点では負け組です。
525円/月という衝撃的な価格と都心をカバーするというふれこみで株価に貢献したあとはお茶をにごして消してしまうのでしょうか?典型的なLivedoor商法ですね。

安価な公衆無線LANへの道は遠いようです。

投稿者 tickets : 2005年11月02日 10:04

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