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2009年01月17日
EeePC改造記(3)
タッチスクリーン化
EeePCのように世界的に売れているハードウェアだと面白い周辺器が出てくるのも楽しみです。
今回私が使用したのはEeePCにタッチスクリーン機能を付加するパーツです。もともとEeePCにタッチスクリーン機能はありません。このパーツキットは液晶の表面にタッチスクリーンのフィルムを貼り付けるという力技でこの機能を実現しています。
秋葉で1万円弱で売っていたので衝動買いしてしまいましたが、取り付けは結構手間がかかりました。全体はタッチスクリーンとその周辺回路、さらにUSBを介してPCに接続するインターフェイスで構成されています。これらをPCの隙間に押し込んでいきます。付属しているマニュアルはいい加減で、細かなところの情報が欠けているので試行錯誤も必要でした。EeePCの液晶部分だけでなく本体の方もばらして組み付けていきますが、けっこうエイヤでやってしまったところもあり組み上げても正常に動作するのか自信がありませんでした。
しかしケースも元に戻して試したところ無事に動作しました。ドライバを組み込んで校正するとなかなか快適に動作して、後付けといった感じはありません。
タッチスクリーンがあるからといってこれといった用途があるわけではないのですが買ったPCをいろいろといじれるのは悪くありません。
投稿者 tickets : 20:31 | コメント (0)
2009年01月16日
EeePC改造記(2)
HDDへの交換
CF化で満足していたのですが、秋葉で1.8インチのHDDが1万円を切っているのを見つけてしまい購入しました。
CFとの交換は簡単でしたが、動作させてみると耐えられないほど速度が遅いのです。どうやらこの場合はもともと入っているCドライブのSSDを取り外さないと干渉して遅くなってしまうようです。ところがCドライブを取り外すためにはEeePCをほとんどバラバラにしなければならず、面倒なのでHDDを外してまたCFに戻してしまいました。
CFにしてもPCからはHDDに見えているはずなので、なぜ動作が違うのか不明です。
高速SSDへの交換
その後ネットでDELL用のSSD基板がEeePCのCドライブとして使用できるとの記事がありました。現状でも不満はないのですが、所詮いじり倒してこそのNetBookですから、早速注文しました。
今回はCドライブの交換なのでEeePCをバラバラにしなければなりませんでしたが、交換してみるとこれも問題なく動作しました。
本来のCドライブが高速なまま16GBに増えたので、容量不足を心配せずにソフトウェアをインストールできるようになりました。
データ領域ももともとのDドライブと交換できるSSDが入手できるので必要になれば64GB程度に簡単に増設できます。
投稿者 tickets : 20:19 | コメント (0)
2009年01月15日
EeePC改造記(1)
昨年EeePC901Xを購入しました。
1kgをほんの少し超えているのが残念ですが、バッテリーの持ちは抜群でBluetoothやWLANも内蔵していて、非常に気に入りました。
さらに、あちこちと手を入れることができるマシンなので楽しめるオモチャになりました。
RAM増設
最初は1GBのRAMを2GBに増設しました。WindowsXPですし、携帯用のPCですから重いソフトも走らせないので1GBでも問題ないのですが、5,000〜6,000円で簡単にできるので取り換えました。作業は裏ぶたを開けるだけの簡単なものです。
増設したからといってアプリケーションの動作が特に速くなることもないのですが、気分的には余裕ができます。またERAMというRAMディスクソフトをインストールして512MBのRAMディスクを作成したので、こちらはキャッシュに使用して速度アップに貢献しているかもしれません。
Cドライブの変更
EeePC901Xの欠点としてCドライブの容量が挙げられます。Cドライブには高速なSLCタイプのSSDが使用されていますが4GBしかありません。これとは別に低速のMLCタイプのSSDが8GBあり、Dドライブになっています。Cドライブが4GBでは何かと窮屈なのですが、Dドライブ側にOSをインストールすると速度が遅いという問題があります。
さいわいEeePC901Xの初期モデルにはIDEコネクタがあり、そこに1.8インチのHDDを接続すると、それがCドライブになります。そこで高速のCFメモリーを変換アダプタ(2,000円くらい)に挿して1.8インチドライブに見せかけて接続しました。
これで特に問題もなく動作して、8GBの高速SSDがCドライブになりました。
このPCは厚みがあって実際の重量より重く感じるのが難点ですが、無線LANは802.11nまで対応しているなど細かいところがよくできています。キーボードが狭苦しいのはこの手のNetBookではどれも同じなのでさほどマイナスにはならないでしょう。