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2006年08月30日

地上デジタルチューナ買いました

Unidenが出した地上デジタルチューナ DT100-HDMI を購入しました。

19,800円という価格に見合った内容で、大胆に機能を削除してあり電子番組表にも対応していません。しかしとりあえず地上デジタルがどのようなものか見るには十分な内容です。

私の加入しているCATVは地上デジタル波をパススルーで提供しているので、STBを用意しなくても通常の地上デジタルチューナで受信できます。
アンテナを接続してコンポーネントビデオとオーディオをTVに接続すると問題なく受信できました。ハイビジョンTVではないのですが、緻密な画像はハイビジョン送出の実力です。

次に自室のPCのTVチューナカードに接続しました、こちらはSビデオで接続しましたが同様にきれいに受信できました。

ここまでくるとハイビジョンで見たくなったのでHDMI [入力]のあるキャプチャーカードでハイビジョン画像を見ようと思ったのですが、どうも市販されていないようです。コピープロテクト問題がからんでいるようです。

このようにハードウェア的には順調に進んだのですが、ソフトウェアつまり放送内容は特に見るべきものはありませんし、むしろ劣化する場合もあります。

4:3で放送している場合
上下左右に黒枠の入った小さな画面を見るとがっかりします(このチューナは近いうちにファームウェアアップデイトで4:3がフル画面表示になる予定です)
しかしそれをごまかすために左右に模様のついた壁紙を入れた番組はみっともないことこの上ありません。

16:9で放送している番組
左右一杯に表示されますが、4:3で見ても問題無いようにレイアウトしているので左右は切れても良いように意味の無いものになっています。

アナログとの並行送出なので仕方ないと言えますが、16:9の意味は全くありません。

唯一デジタルらしい点は同一チャンネルでの複数番組送出です。NHK教育が多くやっていますが画質の劣化もさほどないのでチャンネルが増えるのはうれしい点です。

結局アナログ放送に比べて若干画質がよくなる程度(意図的に劣化させているとの疑惑も出ています)なので今の時点でTVを買い換えるメリットはなさそうです。アナログ放送が終了する頃にはもっと良いTVがはるかに安く買えるはずなのでそれまで待ちます。

投稿者 tickets : 21:50 | コメント (1)

2006年08月02日

みっともないチャンプ:亀田興毅

口先だけのファイター亀田興毅のノックアウト姿を見るためにTBSの中継を見ていました。

1ラウンドのダウンを見て、これなら3ラウンドで終わるからトリビアの泉をゆっくり見られると思いました。ところが亀田が小さいボクシングで守りに入ったために最終ラウンドでも決着がつかず判定にまでもつれこんでしまいました。

・・・今日のトリビアは面白かったのかなぁ・・・

挙げ句の果てに、誰が見ても負けのはずの亀田が買ってしまうというホームタウンデシジョンを絵に描いたような結果になりました。1ラウンドのダウン、11,12ラウンドでボロボロ、足がもつれている亀田でも勝てるんですねぇ、TBSに感謝、感謝。

それはさておき、この中継で一番面白かったのはアナウンサーと解説者の話している内容でした。
試合前は「当然亀田が1ラウンドノックアウト勝ち」みたいな勢いで始まったのが・・・

亀田ダウン
  「ダウンしてもダメージは無いぞ、強いぞ亀田」
亀田がチマチマと守りに入ると、ころっと変わって
  「豪快に見えるがしっかりポイントを稼ぐのが亀田」
ちょっとパンチが入ると
  「そうだ、いけいけ亀田、それがお前の持ち味だ」
最終ラウンドあたりで負けがはっきりすると
  「甘くないのが世界だ、常に勝てるわけではないぞ」
  「これを乗り越えるのが亀田だ」
インチキデシジョンで勝つと
  「さすが亀田だ世界はお前のものだ」

コロコロ変わる事、変わる事、アナウンサー+解説者2名の合計3名でこれをやるのですから大笑いです。

ボクシングって相変わらず安っぽい論理で動いている世界なんですね。

投稿者 tickets : 21:53 | コメント (0)