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2005年11月28日

テープでバックアップ

バックアップ用のテープドライブを入手しました。

DATテープのデータ用DDS4を6巻入れて自動的に交換するオートチェンジャー(オートローダー)です、ジャンク品を入手しました。HPのサイトからドライバやツールをダウンロードしてなんとか使えるようになりましたが、何かとやっかいな点があります。

1.ファームウェアのアップデイトができません。HP製とはいえOEM製品なので「該当しません」とはねられてしまいます。OEM先のサイトからはファームウェアのダウンロードはできません。

2.Windows XPで使用するとRemovable Storageというサービスを停止しないとうまく動作しません。このサービスは停止したままにはできないので、やっかいでもその都度停止させなければなりません。

3.Windows XPのバックアップ機能を使用していますが、このドライブだとなぜかテープ消去ができないので別途HPのツールで消去しなければなりません。

あれこれと苦労した結果、手間はかかっても使えるようになりましたが根本的な問題があります。

テープ一本の容量は20GBなので6本で120GB、PCのバックアップには微妙なところです(圧縮すれば最大2倍になることになっていますが、実際は最大で1.2倍程度にしかなりません)。
OSとアプリケーションだけならともかく、データも含めたフルバックアップとなるととても足りません。しかも数十GBのバックアップに数時間かかるので一晩かけてのバックアップになります。

DOS〜Windows95の時代は120MBや250MBのテープに一晩かけてバックアップしていましたが、当時はそれでフルバックアップできていました。

現在では小規模システムでは高速、大容量のリムーバブルHDDやネット上のHDDへのバックアップが主流になっています。一本あたり100GB以上の容量のテープもありますが、テープ一本でPC一台買えてしまう値段です。
しかし実用を離れればメカがジーコジーコと動いてテープを入れ替えるシステムは見ているだけでも楽しいので、しばらく遊ぶつもりです。一昔前のテレビドラマでコンピュータといえばテープリールが回っていたようなものです (笑)

投稿者 tickets : 2005年11月28日 20:47

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