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2005年09月11日

柔道に思うこと

「オリンピックで金メダルを取った選手が世界選手権で銀になった、実力を示せなかった」との記事を読みましたが、この手の記事を見るたびに不愉快になります。

「柔道は日本のお家芸」だから「金メダルは日本人が手にするべきだ」
この決めつけはどこから来るのでしょうか?東京オリンピックで柔道を正式競技にする際に「柔道は日本だけのものではない、多くの国で競技されている世界的なスポーツだ」というふれこみでした。
それから何十年も経過したのに日本人が勝たない柔道は間違っているという雰囲気は昔のままです。
それなら世界競技などにしないで日本国内の選手権だけを行っていなければよいだけの話です。

ひるがえって日本が強い競技、たとえばかつての女子バレーや体操、それらは日本以外の国で発展し、完成されたものです。同じ考え方をすれば日本人が最強になることは間違っています。

もういい加減に間違った「日本は特別」という考え方はやめるべきでしょう、私は日本人以外が多く優勝するようになったときにはじめて柔道は世界的なスポーツになったと考えます。
そして、そのような考え方にたったときに始めて日本固有の文化のすばらしさを自覚できるはずです。

投稿者 tickets : 2005年09月11日 16:02

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