購入したのはSEIWAというメーカーのテブラホンD118というものです。スーパーオートバックスで6,500円くらいで購入しました。付加機能の多い他社製品の方が安く5,000〜6,000円程度でした。
価格は高めでもシンプルなデザインと機能を限定しているところが気に入って購入しました、操作できるのは音量調節だけで電源スイッチもありません 、電源はシガーライターソケットからとります。
しかし受信ボタンも無いので携帯本体で受信しなければならないのは少しばかりやり過ぎの感もあります。
携帯が鳴ったら携帯本体の受信(Off Hook)ボタンを押して受信状態に入ります。通話が終了したら携帯本体の終了(On Hook)ボタンを押します。自動受信機能などは必要ありませんが、手元での受信ボタンは欲しいところです。
簡単にテストした結果ではこちらの声に走行ノイズが混入することもなく普段とあまり変わりなく届いているようです 。
先方の声は明瞭度を上げるために高音を強調している上にアンプの出力に余裕がないので音量を上げすぎるとキンキンした耳障りな音になり、音も割れてきます。時報(117)の電子音にスピーカが共鳴して非常に耳障りな音になったのには驚きましたが、会話では音量を上げすぎない限り聞きとりやすい音質です。
気をつけなければならないのは双方が同時に話すことはできない点です。ハウリングとエコー防止のためと思いますが、こちらが話している最中に先方が話し始めると先方の声は聞こえますがこちらの声は先方に届きません(先方優先)
トランシーバで話をしていると考えればよいでしょう。一見不便に思えるかもしれませんが、普段の電話での会話も一方が話し終えるともう一方が話し始めるパターンなので実用上は問題ありません(話し始めると止まらない相手の場合は問題が出るかもしれません)マニュアルには双方で同一機種を使用していると問題が出ると書いてありましたがこの機種が一度に普及するとも思えないので大きな問題にはならないでしょう。
まだ実際の場面での使用はそれほどありませんが、トータルで見て実用に耐える製品と感じました。