アナログ部分 ロジック(デジタル)部分 電源部分 抵抗アレイ DIN入力ケーブル MAZ/PC-ALPのTopに戻る ATENZAのTopに戻る
左側がDIN端子、右側がヘッドユニットに接続される角型コネクタです。
端子番号はコネクタに記載されているもの、もしくは規格で定められたものです。
ICにはプラスが+Bから3端子レギュレータを通した+5V、マイナスがポンプアップチャージした 非安定化のー4V程度が供給されています。
DIN入力は下記のようになっています:
端子名 信号名 ピン 機 能 LEFT in 左音声入力 5 外部機器の左出力を接続します RIGHT in 右音声入力 4 外部機器の右出力を接続します In GND 入力シグナルグランド 2 外部機器のグランドを接続します FrameGND フレームグランド 8 ノイズの混入が激しいときにこの端子と2番ピン(In GND)を接続します
このアダプタはパイオニアの外付けCDチェンジャーを接続することを考慮しているので、入力ケーブルが長くなることを考え、入力シグナルグランド、出力シグナルグランド、フレームグラン
ドの3種類のグランドを用意しています。
しかし入力に60cmほどのケーブルを使いポータブルHDDプレーヤに接続してみた限りでは
この3種類のグランドを全部まとめてしまっても特にノイズが混入することはありませんでした。
普通に使用するにはLEFT in、RIGHT in、In GNDの3本を使用するだけでよいでしょう。これでノイズが入るようでしたら、2番と8番を接続してみてください。
これも左がDIN、右が角型コネクタです。ロジック回路に関連のある部分だけ記載しています。
回路解析が難しく間違っているところもあるかもしれません、気づいた方はご指摘
ください。
特にTR1回りがよく理解できません、パイオニアのCDチェンジャーと情報をやりとり する部分 と思いますが・・・
16F628Aの1番ピンはヘッドユニットからの信号受信、2番ピンはヘッドユニットへの信号 送信に使用されているようです。同じ線を時分割で送/受信に使用している ようです。
ヘッドユニットからの+Bを3端子レギュレータで+5VのVccにしています。
16F628Aの9番ピンから出力されるパルスをチャージポンプしてオペアンプ用のVeeを作って います。この出力は実測では−4V程度になっています。
アダプタには抵抗アレイを使用しています、ピン接続および抵抗値は下図の通りです。
RP4とRP5には誤差Gクラス(2%)が使用されています。
DINコネクタ(アダプタの丸いコネクタ)に接続する入力ケーブルの回路図です。
私の場合はポータブルHDDプレーヤなどに接続するため、ミニプラグ付きの市販ケーブルを流用しました。
車の中は温度、湿度ともに変化が激しく、排気ガスによる表面の汚れもあって ミニプラグのような部品には過酷な環境です。表面が汚れると接触不良を起こし場合によっては非常に大きなノイズを発生してアンプやスピーカを損傷することもあります。
このような事故を避けるためにケーブルは少し高くても国産の有名メーカーの ものを使用しましょう。さらに端子が金メッキされているものがベターです。秋葉で一本200〜300円で売られているものは金メッキでも避けましょう。
私は片方がミニプラグ、もう一方がRCAプラグのケーブルを切って使用しましたが両端がミニ
プラグのものでもOKです。
ミニプラグは先端の丸い部分が左(L)で
軸の真ん中が右(R)、軸の根元が左右共通のグランドになっていますから、テスターでどちらのチャンネルか確認してください。
DINプラグの2番と8番は、ノイズの混入が多かったり音のひずみが激しい場合などに接続してください(ほとんど必要ありません)
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